相違

上司と例の開発さんと私というメンバーで、大阪出張に出かけた。
かなりヘビーな案件だけに、行く前から、なんだか気が重くてしょうがなかった。

でも、事前にみっちり打ち合わせして準備した甲斐があって、商談はほぼ納得のいく上々の出来。
帰り道のタクシーでは、皆一様に気が楽になっていた。

開発さんとは、あれから、何度か話をして、やっぱり「合わない」なんだけど、なんとか上手くやっている。

というのも、お互いに、「いや〜。私たちって、まったく感性が違いますよね!!」ということで、共通認識を持てたことが大きかったみたい。

発端は、彼が私に対して「僕が対応していた内容って本来は奈緒さんの仕事範囲なのに、でしゃばってしまったようで申し訳ないな」と気にしていたということを、メールしてくれたこと。

でも、私は、そんなこと、まったく気にしてなくて、どちらかといえば、私の仕事なのに、対応してくれてありがとーくらいに思っていた。

で、それをそのまま彼に伝えたのだ。

聞くと、彼が私の立場だったら自分の領域を侵犯されたような気がして「カチン」とくるらしい。

ふむふむ。。。

同じことをされても、人によって受け取り方が違うっていうのはよくあるけれど、こうまで真逆の発想になるなんて、すごいですよね。と、目からウロコだった。

感性が違うだけで、お互いに悪気はないはず。

セクハラメールについても「失礼なことを書いてしまいました・・・」と、向こうも気にしていたようなので、今回は無かったことにしてあげた。

プロジェクトを進めていく上で、今後も、彼とはぶつかることが沢山ありそうだけど、ひとまず、チームとなって動き出したというかんじ。


大阪で一通り仕事が終わったのは、14:00過ぎ。
新大阪駅で解散した。

次の日は、一日オフ。

ふと陽一郎さんに電話してみようか・・・なんて気になった。

たぶん、仕事中だろうな。
電話じゃなくてメールがいいだろうか。
なんて書こう???

そんなことを考え始めると、私の思考回路はそれ一点に集中してしまって、1ミリも動けなくなる。

ケータイとにらめっこすること1時間半。

結局、電話もメールもせず、おとなしく東京に帰ることにした。

「のぞみ」が滑るように動き出す。
距離が離れれば離れるほど、なぜかほっとしている。

安心しきった頃・・・
名古屋を過ぎて、ふとケータイを見たら、陽一郎さんからのメール着信を知らせる赤いランプが点滅していた。

 来週末は、東京に行きます。

そう来たか!

コメント

No title

考え方ひとつで、
そうも発想が変わってくるんですね。

でもお互いの胸の内が分かってよかったですね。
ウマが合うとは言えない間柄でしょうけど、
「そういう考え方もあるんだ」
ってお互い刺激しあえる関係になるといいですね。

No title

感性が合わないけど、共通認識はある。

ヨカッタですね。

セクハラメールなんてする人が折れてくるなんて意外でした。
自分から折れて歩み寄れる人ってホントの大人だなぁと思います。

学びたいです。

お仕事、うまくいくといいですね。

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